マンションリフォームで騒音トラブルを起こさないため注意点

マンションでトラブルが多いのが、騒音問題です。

あなたも、上階や隣の騒音にイラッとさせられたり、
反対に自分の家の音が迷惑になっていないか不安になった経験が、ありませんか?

私は昔マンション暮らしだったのですが、受験勉強の際に、上の階の音がうるさくて、勉強に集中できなかった事を覚えています。

「リフォームするなら、そのタイミングで、何らかの騒音対策をしておきたい。」

そのように考える人が増えているようです。

これは、私の意見ですが、
背景に、ダンスの普及と言うものがあるのでは、と考えています。

今や、ダンスは学校の授業に取り込まれています。

そのため、家で、ダンスする子供が増えています。

私の子供も、TVでダンスが流れると、必ず合わせて踊っています。

今は、戸建てに住んでいますので、ほとんど注意しませんが、これがマンション住まいの頃なら、すぐに止めさせていたように思います。

そんなことを想像すると、騒音対策を考えられる人が増えているのも、時代の流れなのかな、なんて思ったりするわけです。

でも、ここで、はっきり言っておきます。

リフォームで、ダンス対策はできません。

カーペットや、コルク床にしたからといって、効果はありません。
マンション用の防音フローリングも同じです。

「ドンドン」「ドスンドスン」というダンスで発生するような音は、「重量衝撃音」と言います。

これらは、床の仕上げ材というよりも、構造的な問題で、防音性能が決まってしまいます。

鉄筋コンクリートのマンションでいうと、スラブ厚と言われる床コンクリートの厚みで決まります。

スラブ厚が200㎜以上あれば、それほど音の心配はないのですが、昔のマンションだとわずか100㎜というところもあります。

管理会社に確認して、マンションの断面図を見せてもらえばわかります。
もし、200㎜ないようであれば、なるべく大きな音をたてないように、
気をつけて生活しなくてはなりません。

それにあわせて、階下の方との普段のコミュニケーションですね。

顔見知りの方でしたら、同じ音が聞こえたとしても、感じ方は全く違ってきます。

こういった心理的な部分の方が、騒音トラブルを未然に防ぐためには、有効です。

ここまでで重要な部分は2点。

ひとつは、ダンスのような重量衝撃音には、リフォーム対策はない。

ふたつめは、騒音トラブルを未然に防ぐには、コミュニケーション。

ここは、本当に重要なので、もう少し掘り下げます。

すでにお話ししましたが、重量衝撃音を解消するリフォームはありません。

ただ、スプーンを落としたり、家具を引きづった際に発生する音、軽量衝撃音と言われている騒音をリフォームで解消することは可能です。

この違いをよくわかっていないリフォーム業者も多いです。

重量衝撃音と、軽量衝撃音は全く別物です。

マンション管理規約等で、定められているLL-45とか、LL-40というのは、
軽量衝撃音の基準です。

重量衝撃音は、LHで表されます。

防音フローリングや、カーペットが効果があるのは、軽量衝撃音に対してだけです。

ですので、リフォーム会社から、ダンスにかかわらず、子供が遊んで「ドンドン」音をたてる事を、解決できるいう何らかの提案があったとしても、疑った方がいいです。

やっても意味のないリフォームですので、お金の無駄です。

ただ、重量衝撃音対策が、まったくないわけではありません。

「マンションの一室で、ダンス教室を開きたい。」
「階下からのクレームにうんざりしている。」

など、とにかく騒音問題をなくしたいと考えているのでしたら、
建築音響の専門業者に相談する方法があります。

彼らはこのような商品を開発しています。↓↓

乾式防振床専用防振具 ドンナラン

費用はそれなりにかかりますが、効果はあります。

次に、掘り下げるのは、コミュニケーションです。

もし、あなたが新しく中古マンションを購入し、入居前リフォームをする事をお考えでしたら、
階下の方に、もっとも注意を払わなければなりません。

工事着工前の挨拶は、業者まかせにせず、絶対にして下さい。

それと、同時に、業者の方にも、工事挨拶を行うように、重々お願いしておいて下さい。

実は、両隣りの方から、工事中のクレームは少ないです。
おそらく、住んでから顔を合わせる機会が多いので、多少遠慮するところもあるのだと思います。

しかし、階下の方は違います。

階が違うと、顔を合わせることもほとんどありません。

工事中の騒音も、階下が一番響きます。

だからこそ、リフォーム業者の選定が大変重要です。

入居前にリフォームする場合、階下の人にとって、あなたとリフォーム業者は、同じグループと認識されています。

もし、リフォーム業者が、工事中の騒音等でトラブルを引き起こした場合、あなたの不手際と取られてしまう可能性があるからです。

特に、最近は、すべてを解体し、コンクリートむき出しのスケルトン状態にしてから、リノベーションすることが流行っています。

床の仕上げ材をすべて取り払ってしまうので、階下の騒音も凄まじいものになります。

こういったリノベーションの場合、どれだけ気をつけても、騒音を抑えることは難しいです。

それを理解している業者は、階下の方に出来る限りの事前説明します。

騒音が出る日時を詳しくお伝えし、場合によって、階下の下のスケジュールに合わせて、
工事日を調整するなど・・・

一方、経験がない業者は、騒音を想定できません。
だから、一般的な工事前挨拶しかしません。

この業者選びひとつで、入居後の生活がガラリと変わってしまう可能性さえあります。

大規模なリノベーションをご計画されている方は、特に慎重にご検討下さい。

質問等がございましたら、お受けしますので、下記フォームからご連絡下さい。

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